2022.10.19
心理的安全性の実現に必要なこと|職場環境|笑彩風
心理的安全性と言われると、Googleを思い出される方も多いのではないでしょうぁ?
「心理的安全性(psychological safety)」とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことです。 組織行動学を研究するエドモンドソンが1999年に提唱した心理学用語で、「チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態」と定義されているようです。
誰しもが、自分の発言にどんな反応をされるか不安になったことはあるかと思います。
私自身もそのような経験を沢山してきました。
そして、たとえその場が「心理的安全性」に守られた場であると説明しても、「本当に大丈夫?」と疑い不安になる人も少なからずいらっしゃるのではないかと思うのです。
では、どのようにすれば、その不安を小さくすることが出来るのでしょうか?
・自己受容できている人がリーダーであること
・相手の話を聴く心構えがあること
・対立ではなく対話ができること
・日頃から些細な会話ができていること
・否定されなかったという経験が出来ること
などが考えられるかと思います。
言葉で表すだけならば、誰にでもできますが、これを実践となると
一歩引いてしまうこともあるかもしれません。
先に上げたいくつかのポイントの中で、当社がサポートできることは
・自己受容できているリーダーになってもらうこと
・対話できる場をつくること
です。
具体的には
アンガーマネジメントで怒りの感情を通して自分自身と向き合っていただきます。その中で自己の振り返りをし、これまで持っている価値観に気づいてただきます。そして、価値観には多様性があるのでそれを認め合うことの大切さに気付いていただきます。
また、話を聴き合う実践ワークを行いながら、聴いてもらう体験、話す体験をし、自分自身の聴き方の癖に気づいていただきます。その上で、よりよい関係づくりのためにどのように行動していくかを決めて実践できるサポートをします。
今日から、「心理的安全性の高い職場にする」と宣言しても、やはり実践が伴わないとそのような場にはなっていきません。
そして、そのような場にするのであれば、実践できるスキル、あり方を学び現場に落としていくことでしか実現できないのではないでしょうか?
職場も家庭も同じとするならば、我が家は、私がアンガーマネジメントを実践し始めてから、ぞれぞれを大切にしている家族になっています。