2024.09.04
感情と事実の分離
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笑彩風の秋田智恵子と申します。
今回は「感情」と「事実」の分離についてお話します。
あなたは「事実だけに意識を向けよう」ということを言われたことはありますか?
または耳にしたことはあるでしょうか?
「事実だけ」とはいったいどのようなことなのでしょうか?
もう少しいえば、見ていること、聴いていることを、
自分の解釈を入れずそのまま受け取る
ということになります。
つまり、自分の目の前でおきていることや耳にすることに対し湧き上がる自分の感情を脇に一旦置くということになります。
たとえば、
「目が合った相手にあいさつをしたが目をそらされた」
という出来事が起きた時、あなたはどのように感じるでしょうか?
・あ、無視された。自分は嫌われているんだ。
・目が合ったのは気のせいだったか。
・何か心配事があったのかな。
・ま、そんなこともあるか。
・照れてるんかな。
他にもあるかもしれません。
今あげたいくつかの受け取り方。
どれが正解か?と考えるのは意味のないことです。
なぜか?
その答えはその相手にしか分からないことだからです。
ではこの場合事実は何でしょう??
あいさつをしたが返ってこなかった
ということだけなのです
それ以外は、事実かどうかは分からないことなのです。
そして、先にあげた反応の例は、考え方、受け取り方で変ってくるのです。
事実は何か?と見つける習慣を着けていくと
必要以上に負の感情に振り回されることが少なくなり
人とのコミュニケーションが楽になってくることがあります。
是非あなたも、日々身の回りで起きていることを
「事実はなんだろう?」
と見て見る習慣はじめてみませんか?